梅サンド事件簿

2006年10月10日　火曜日　晴れ

正午頃、○○県に住む大学生4名が、路上で異臭を放つ弁当箱を開放。

あまりの臭いに皆顔をひきつらせながら爆笑。

その臭いを放つ物体の正体は梅サンドであることがわかった。

この梅サンドというものは、某ゲーム内に出てくる、

味覚が地獄的にズレているメイドさんの料理らしい。

調査によると、大学生のうち１名が腹痛を訴え、ダウンしている模様。

被害者の名前はもるにゅ(仮名)さん19歳。

この日、彼等の内の一人が梅サンドを用意し、

もるにゅさんと刹那(仮名)さんが味見(毒見)をする、という計画だった模様。

しかし、見た目があまりにぐちょぐちょ、かつ予想を遥かに上回る臭いに

身の危険を感じたのか、刹那さんは梅エキスが浸透していない、

まるで普通のパン生地を口にした。逃げた。

そして皆の期待の眼差しは一斉にもるにゅさんに降り注いだという。

当時の場面の心境をもるにゅさんはこう語った。

『あの流れには逆らえなかった。逆らえば翡○ちゃんに申し訳ないと思った。』

そして梅サンドを口にしたときの感想も語ってくれた。

『とにかくしょっぱい。食感なんて思い出したくもない。口呼吸必須。』

良い子は決して真似をしないように。